Advaced Imaging Center(先進画像検査・診断センター)は画像診断の品質日本一を目指して画像検査・診断を行っています。

食道がん|AIC八重洲クリニック 放射線治療科

食道がんの治療

合併症や高齢のために手術に不安がある場合には、化学療法と併用した放射線治療が有効な方法です。

この放射線治療の部分を、陽子線で行います。
陽子線治療は,食道がんへの治療効果を保ったまま,脊髄、肺、心臓という重要臓器への副作用を減らすことができます。

治療対象となる病態・条件など

・内臓への転移がないこと。
・陽子線と抗がん剤を併用する化学放射線療法を行います。
・リンパ節まで転移し、照射野の範囲に収まらない場合は、治療対象外です。

治療にあたっての留意点

照射後の一定期間は禁酒です。
より精密に照射するために、食道にシャープペンシルの芯程度のサイズの金属マーカーを挿入する場合があります。
化学療法と併用する場合は、消化器内科・外科の専門医と密接な連携をとって行います。