放射線治療科(粒子線治療相談外来)のご案内
AIC八重洲クリニックでは、筑波大学附属病院の粒子線治療(陽子線治療)の現場で活躍している専門医による粒子線治療 相談外来(癌治療のセカンドオピニオンとしてご利用いただいても結構です)を平成27年11月より開設いたしました。
粒子線治療相談外来では
がん治療には、外科的治療(手術)、化学療法、放射線治療 の治療方法があります。
当外来では、どの治療方法が患者様に適しているのかどうか、放射線治療(粒子線治療)がその選択肢になるかどうかを中心に相談をお受けしています。
- 1.放射線治療(粒子線治療)の適応
- ・主として早期がん(手術不能の局所がんにも適用があります)
・病変が局所に限局しているもの - 2.放射線治療(粒子線治療)の長所
- ・機能と形態の欠損が少ない
・全身への影響が少ない
・早期がんの治療成績は外科療法に匹敵 - 3.放射線治療(粒子線治療)の短所
- ・局所進行がんでは根治療は手術療法に劣る
・ときに局所に副作用を残すことがある
・治療費用が高い(粒子線治療費は先進医療の為全額自己負担、300万円弱)
外来を担当する医師は、筑波大学附属病院にて、がんに対する幅広い専門知識を持った、粒子線(陽子線)治療の現場で活躍している専門医が対応いたします。
当外来にて、放射線治療・粒子線治療の適応と判断されて、患者様ご自身が治療を希望される場合は、今後の計画も含めて速やかに治療計画を立て、放射線治療・粒子線治療に進むことが可能になります。
また、放射線治療・粒子線治療の適応とならない場合は、ご希望により、患者様にとって最適の治療法や医療機関をご紹介することが可能です。
紹介いただいた担当医師には、当外来より、粒子線(陽子線)治療適応判断の結果をお知らせいたします。
がん治療について、お困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
粒子線治療 相談外来(癌治療のセカンドオピニオン)
料金(自費):43,200円(税込)/ 1時間
このようなお悩みをお持ちの方はご相談ください。
・臓器の機能を温存し、QOLを維持したい
・長期間の入院が難しい方
・高齢・合併症のため手術がむずかしい
・がんによる痛みや症状を和らげ、生活の質(QOL)を向上したい
ご家族の方が受診される場合について
ご本人でなくても受診は可能です。下記委任状を記載の上、ご来院ください。
・セカンドオピニオン外来 相談同意書
粒子線治療相談外来ドック
料金(自費):98,000~148,000円(税別)
がんの探索を目的として、PET-CT、MRIにて全身スキャンすることで、がんの発見確立を最大限に高めた検査を実施しています。